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フラニーの初タイ験記〜その4
フラニーの初タイ験記〜その4_d0043354_1915851.jpg私達がバンコクへ行った時は、ちょうどタイの旧正月の「ソンクラーン」と言う水掛け祭りの時期で、これがまた凄い賑わいで、信心深い仏教徒のタイの方々はお祭りだって本気モード。街の人がみんな揃って水を掛け合うのを楽しみにしてる様で、観光客である私達外国人にだって容赦ありませんでした。

一歩ホテルから出るとチビッコ・ギャングが物陰から獲物を探してるし、スーパーのガードマンでさえ大型の水鉄砲を持って道行く人を狙ってるわ、BTSの駅から降りたら下でファミリーがバケツ待って待ち構えてるしで、行く先々で私達はおめでたい水を浴びる羽目に。もっと大仕掛けになると車の荷台に大勢が乗り込み、道行く人々に大型ポリ・バケツに溜め込んだ水を掛けまくるわ、警察署の前でさえポリス達がホースでジャージャやってるわで、本当に国を挙げての大イベントなのです。

最初は水を掛けられてムカーッ!と来た私ですが今思えば、あれもタイの人達は歓迎の意も込めてくれてたのかもしれませんね。前を行く強面の白人ビジネスマン風の方は餌食になっておりませんでしたから、一応人を見てやってるのでしょうか?。でも暑い国だしね、涼を呼ぶにも丁度良いのか、も?

確かこの滞在したある日の気温は40度っていってました。湿度があまり無いせいかそんなに暑くは感じないのですが、それでもちょっと歩けば汗がドーッと吹き出します。汗を大量に流すと体内から必要なミネラル分まで流れ出してしまい身体は疲労困憊。

フラニーの初タイ験記〜その4_d0043354_1916111.jpgそこでエネルギーの補充に食べるのがタイ料理!。甘い、辛い、酸っぱいの三拍子がこの暑い国ならではの生きて行く為の食事なんだと改めて思った次第です。甘さの糖分は流れた汗のミネラルと栄養補給を、辛味が暑さでバテた身体に食欲を再び呼び戻してくれ、酸味の酢は身体に溜まった不要な老廃物を取り去って元気にしてくれる効果が有り、また大量に使われる香辛料や野菜類もその一つ一つに、体のために良い成分が含まれているのも嬉しい限り。

いろんなお店で食べ比べたトム・ヤム・クン、漬けタレにたっぷり刻まれて入っていたパクチーがたまらなく美味だったタイスキ、爽やかな辛みのソムタム、ココナッツの風味に青唐辛子が効いたゲーンキョウワン、ナンプラーの香り漂うヤムウンセン、プーケットで食べたシーフードの数々、日本の焼きそばに似たパッタイなど・・・。あぁ、タイの食材とメニューの豊かさの前では飽きることなく地元料理を食べ続けた私。これがまたシンハーに合うんだよね〜、てへへ。

一晩どうしてもバーンが戻って来なくて待ち切れずにホテルのレストランで一人夕食を取ったんだけど、ビールとヤムウンセンに鶏のハーブ揚げとトム・ヤム・クンにライスでゆっくりディナーを楽しんでいたら、店のマネージャーに「僕なら一品でお腹一杯になるのによくそんなに食べれるね」みたいなことを言われてしまった程、毎日モリモリ美味しいタイ料理を頂いた次第なんだけど、野菜が多いせいでしょうか?。太らないんですね。そう言えばタイの人達ってみんなスリムですものね。やっぱり体のためにはその土地で育まれ、気候に合った物を食べるのが医食同源の基本なのだと再確認いたしました。

フラニーの初タイ験記〜その4_d0043354_19164071.jpgと、いうことで結婚式の祝辞で良く言われる人生において大切な「三つの袋」みたいに、「おふくろ」はワットポーの慈悲深い涅槃仏が、「胃袋」は美味しいタイ料理の数々で、「堪忍袋」はソンクラーンの水掛祭りで濡れても怒らないことを学び、私は一発でがっしりハートを掴まれてタイの虜になってしまった訳なのです。

バリも好きだけど、タイも魅力溢れる独特の空気があってまた一つ好きな国が増えてしまいました。もちろんスパもタイ・マッサージもいろいろ受けたので、こちらはレポートに詳しく書きますので、おヒマがあったら読んでみて下さいね。次はお寺と仏像巡りも行きたいな〜。
by franny55 | 2004-04-30 19:16 | Thai★All(〜2006年6月) | Trackback | Comments(0)
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